「テクノロジーの奴隷」状態から逃れるために

「かつては『ネットに接続しなくてはいけない、接続できないとストレスがたまる』といった具合だった」のに対し、「今やその段階を過ぎた。人々はいつでもどこでも接続しているような状況だ。そうなるとどうなると思う?『接続していることによって、やりかけの仕事を中断されるのは御免だ』と思うようになってきている」と人々の変化を語る。

これ、よくわかります。自分の席でPCの前に座っていると「考え事」ができないんですよね。
たとえば、製品戦略の検討とか、プレゼンテーションストラテジの検討とか。。。
なんとなく集中できないというか、時々刻々と更新されるブラウザーの画面や、メーラーのポップアップや、IMのポップアップが気になって仕方ない。。。
なので、こういうときは必要な資料(多くても10数ページ程度まで)を印刷し、休憩スペースへ持ち込むことにしています。休憩時間以外は人がいなくて静かなので、そこで仕事。これ、意外にはかどるんですね。
丸2日、うまいことまとまらなかったものが、これやったら2時間でまとまりましたから。
このあとで、手書きの資料をパワポに直すなんてのは、多少の邪魔が入ろうとも進んでいくので問題ないし。
そっか、自分がローテクな人間なんだとばっかり思っていたけど、みんな感じていることなのね。。
最後に、同じReportの文末から印象的な言葉を引用

「現代生活の矛盾は、マルチタスクで何かを処理しようとすると、ほとんどの場合に生産性が落ちるということだ」

人間はマルチタスクには向かないのね。。。。きっと。