企業ユーザーはVistaの互換性問題を懸念

β版のリリース以来、数多く取り上げられていますが、それだけ周囲の関心が高いのもそれだけの影響力をもつからであり、MSにはそこのところの自覚をしっかり持って高品質でかつ移行がラクチンな製品を出してもらいたいものだなと。

Windows 2000からの移行に懸念材料

 Windows XPからWindows Vistaに移行するユーザーにとって、ドライバやアプリケーションの互換性に関連する問題は、Windows 2000からWindows XPに移行したユーザーが経験した問題と比べるとずっと少ないと予想される。

 「われわれは既に現時点で、アプリケーションおよびドライバの互換性の検証作業を行っている」とサリバン氏は話す。

 機能や互換性をめぐって不透明感が漂っているため、Microsoftは、VistaがOSのアップグレードに必要なコストと労力に見合う魅力を備えていることを企業ユーザーに納得させるのに苦労することになりそうだ。 ワシントンにある連邦政府機関に勤める匿名希望のCIO(最高情報責任者)によると、アプリケーションやドライバの互換性問題と格闘した経験のあるユーザーの多くは、まだWindows 2000からWindows XPにアップグレードしていないという。

 「Longhornには、これといった魅力は見当たらない。現時点では、従来版Windowsとほとんど同じように見える」(同CIO)

私も含め、こういう人結構多いと思うので、XPの時に無視した移行利便性をVistaではちゃんと考慮し、その対象に2000が含まれることを期待します。*1

*1:ま、無理だろうけどね