"「どうしたら“HP”になれるか」がHPの課題"

(前略)

DECにはIBMがサービス分野で確立したような地位も、コスト主導型のPC事業を勝ち抜く力もなく、このためDECには実際は、安全な行き場がどこにもない状態だった。拡大途上にあったUNIXサーバ事業を過小評価して同事業で失敗したとき、DECの運命は定まった。同社が間もなくPCメーカー(Compaq)に買収され、さらには、かつて栄えたミニコンピュータ業界で同社が打ち負かしたライバル、HPに取り込まれることになろうとは、誰が想像しただろう?

 それに比べると、HPは安定のとりでだ。大きな戦略の変更がなかったのは、HPがIBMやDECのような一貫したコンピュータシステム企業ではなかったからだ。HPは常に、どちらかといえば、電卓、プリンタ、ミニコンピュータ、試験装置や計測器などのシリコンバレー的な事業の集まりだった。この意味で、HPはPC時代のチャンスを生かすのに、より有利な位置にいた。同社には、IBMとDECには決してまねできない流儀で、レーザープリンタのような周辺機器に夢中になれる企業文化があった。

そしていまや、プリンタやさんと言うイメージしかない。。。。。(爆)
ま、冗談はさておき、このコラム結構面白いので興味のある方はご一読を。

つづいてSun。