標準化・サービス化
「標準化のS字曲線」はDellの金太郎飴
去年2月の記事なのですが・・・・
彼らは必ずといっていいほど、「標準化とコモディティ化のS字曲線」を持ち出す。技術は標準化が進展するのに伴い、右肩下がりでそのコストが下がっていくことを示すチャートだが、当然ながらコストは同じペースで落ちていくわけではない。独占的で高価な技術は標準化が始まってもなかなか価格が下がらない。従ってチャートは初めはなだらかだが、ある時期を過ぎると急落する。正確には“S字”カーブではないのだが……。
ソフトウェアの「サービス化」を加速させるIBM
IBMは「ソフトウェアをサービスとして提供する」もしくは「インターネット経由でアプリケーションを配布する」という認識の普及に努めており、ウェブアプリケーションの統合計画もそうした取り組みの1つとなっている。ソフトウェアをオンデマンドで提供するこのモデルは、技術不足とお粗末なビジネス戦略がたたって、何年も失敗を繰り返していたが、ここへ来てようやく根付いてきた。