ザ・ゴール - 企業の究極の目的とは何か
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: ペーパーバック
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評価:★★★★☆
いままでずーっと読まずに来てしまったんだが、今回ふとしたきっかけで手にとって読んでみた。
巷の評判通り、いい本だと思う。 続きも出ているので、安く手に入りそうなら読んでみようか。。
(古本屋で300円で割ときれいな状態なものが手に入ったので読んでみたのだがw)
こういうジャンルを「ビジネスフィクション」とかいうらしい。この本のヒット以降、USでは流行っているスタイルなんだとか。
企業の究極の目的とは?
この質問にはっきりと答えられない若手SEのみなさんは、古本でいいので一度手に取ってみよう。
企業を舞台にしたそこらへんの小説並に楽しめることは確かだと思う。
企業の究極の目的は金を稼ぎだすことであり、そのためにはスループットの増大が必要だ、そのための手法はなにか、という点を、ある工場の生産性改善を題材に、わかりやすく説いている。 が、とっかかりやすく、言っていることがなんとなく理解しやすい分、自分の境遇に重ねて考えたとき、いろいろと難しいところが出てきそうだな、と。
そういえば、「生産性の向上」を謳っていろいろ施策は打っているものの、どうしても目的が「コストの削減」に傾いてしまいがちで、結果組織全体としての「スループット」が落ちているような気がする、どこぞの組織は、今後どうやって改善していくべきか。
次なる打ち手をいろいろ考えていかねばならないなぁ。。。。