速やかに「iPod課金」を――音楽関係7団体が強く要望

またこんな動きが出てきました。。。。やはり、という感じですが。

 文化庁法制問題小委員会でもこの問題は取り上げられているが、「法律で指定するにしても、具体的な定め方は難しい。仮にiPodのようなものを指定しても、音楽用として販売すれば対象になり、ポータブルHDDとして販売すれば対象にならないという、CD-Rなどと同じ不合理性を引き起こしかねない」「“電話も音楽も”という複合機が増えことも予想されており、“主たる”や”専用”といった言葉で機器を区別することは難しくなるのではないか」といった意見が出ており、現行法を改正するだけではiPodなどを対象に含めることは難しいともされている。

 しかし、「法的にどう対応するかはまだ議論が必要である考えている。しかし、現行法で指定できると考えている」(音楽製作者連盟 上野博常務理事)と政令指定への自信を示しており、指定を目指す時期についても「できるだけ速やかに対象に含めるて欲しい。現在決まっていないのが遅すぎるぐらい」としている。

(中略)

 なお、制度自体がユーザーに知られていないとは各団体も認識しているようで、9月からJRの電車内を利用してプロモーション活動を展開していくという。

うーん、、、この記事中に顔写真つきで登場しているおじさんたちは、どう見ても自分たちの既得権益を守る為に汗水たらしているようにしか見えませんね。けしてそれはCreatorたちのために流している汗ではないなと。自分たちが、著作権者や著作物を購買する一般大衆に寄生している存在であるというところをもっと意識して発言なり行動なりして欲しいと思います。

どうでもいいことですが、私的利用の範囲で何をしようが*1個人の自由だと私は思っていますので、CD-RやDVD-Rを買うのに保証金をイチイチ払うのはおかしいと思っています。デジタルの複製だと駄目でアナログの複製だと良いというのはもはや時代錯誤でしかないなとも思います。
このデジタルデータ全盛の時代に、一旦購入したコンテンツをデジタルデータで論理的にバックアップを取得することにすら保証金が掛かるというのはどうにも納得がいきません。
というわけで、一貫してデータ用のメディアを買っているわけですが、、、それがなにか?

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*1:複製の頒布は私的利用の範囲ではないのですよ