まずは新製品情報2題

FAQ:「Windows Vista」とはどんなものか

 新たに「Windows Vista」と命名された次期WindowsLonghorn」は、登場が予定より遅れており、当初計画されていた機能が全部はそろわないのかもしれない。だが、Window開発の責任者であるJim Allchinは、「これは重要な意味を持つ製品だ」と主張している。

 同OSには、セキュリティの改善、見栄えのする新しいグラフィックス、そして新しい検索機能や情報整理機能などが盛り込まれる。それにより、ユーザーはたとえば、保存先のフォルダを覚えておかなくても、仮想フォルダを複数用意し、そこに書類を置いておけるようになる。さらに、「先週編集したファイル」や「Janeから受け取った書類」といったように自動更新されるフォルダを用意することも可能になる。

 Microsoftはまた、ホームネットワークへのPCの追加や、プロジェクタへのノートPCの接続など、ほかにも多数の作業を簡略化しようとしている。

次期Windowslonghorn”ですが、ついに名称が決まったようですね。しっかし、なんだろね、Vistaって。
ま、セキュリティ関連で叩かれまくったのでその対応に手をとられてなのか、新しいOSではそうならないように対応して、なのか、リリースが遅れまくっておりましたが、ついに来年の年末商戦に参加、という目処が出ました。てことは日本では再来年の4月商戦?きっと世界同時発売よね。
ま、新機能をつけるのもいいですが、いい加減に『乗換えが楽なOS』になって欲しいもんです。ビックシェアを誇る製品にとっては、それは責任とも言えることでしょう。
ちなみに我が家でWindowsXPが動いたのは今年の初夏くらい。この先どうなることやら。。。。

IBM、セキュリティと仮想化機能強化のメインフレーム「z9」発表

 米IBMは7月26日、セキュリティと仮想化機能を強化したメインフレーム新製品「System z9」を発表した。12億ドルを費やして開発したもので、コラボレーティブコンピューティングの新時代におけるハブとして機能できるシステムだと説明している。

 1日当たりに処理できるトランザクションは10億と、従来モデルzSeries z990(T-Rex)の2倍強。メモリも倍増させたほか、I/O帯域は最大で80%向上。データを暗号化してパートナーやサプライヤーなどに安全に送信できる機能も年内に提供する計画。

 「System z9は、コンピュータ業界でこれまでに見られなかったレベルの仮想化とコラボレーション機能を提供する。System z9 1台でハード、ネットワーキング、ソフトを最適化できる設計になっており、数百台の分散型サーバに匹敵する業務をわずかなスペースで管理することが可能だ」。システム&テクノロジー担当上級副社長、ビル・ザイトラー氏はこう説明している。

 System z9 109(z9-109)はプロセッサユニット1〜54基の間で5種類のモデルを提供。最初の4モデルはプロセッサユニット1〜38基で9月に発売、大容量のS54モデルは11月に発売を予定している。

つづいてIBMさんの新しいメインフレームシステムのお話。
IBMさんは昔から製品レベルでの仮想化実装に力を入れてますが、ここの所やはりそれを売りとして前面に押し出してきますね。あとはセキュリティ。
しかし、こうキャパシティがでかくなってくると、分割して使わざるを得ないというか。。。むしろ国内に目を向けたとき、一人で使いきれる企業がどれだけいるのかしら・・・・と不安に。