「2010年までに米国内のIT部門スタッフは15%減少」--米調査

 Gartnerは米国時間24日、2010年までにITを専門とする労働者の数が15%減少するという見通しを発表した。同社によると、アウトソーシング企業の増加だけでなく、技術に詳しいスタッフが他の部門にも配置されるようになったことも、IT部門のスタッフの減少に影響しているという。なお、アウトソーシング企業は、インドのような低賃金国で事業を行っている場合が多い。

「ITは、業務を遂行するうえで欠かせないものになりつつある。そのため、IT部門以外にもIT業務に関わる人の数が増えている」とGartnerの報告書には書かれている。「また、企業は、(部門に関係なく)スタッフのITスキルを重視するようになっていることから、社内にシステムの専門スタッフをわざわざ配置する必要がなくなっている」(Gartner)

日本に波及するのは3年後?5年後?