シムソンズ

という訳で、映画レビュー。早速。

シムソンズ 通常版 [DVD]

（2006・アットムービー・ジャパン）

監督：佐藤祐市
出演：加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬、大泉洋、田中圭、松重豊、森下愛子、夏八木勲
評価：☆☆☆☆☆

感想：
文句ナシ、満点。ソルトレイクオリンピックのカーリングで興奮冷めやらぬ夜を過ごしたのは振り返ればまだ半年前のこと。あのときの興奮が帰ってきた！
舞台は北海道・常呂町。日本に数少ないカーリングホールがある町のひとつで、町をあげてカーリングが盛んな街。そんな町でも全員がカーリングをやってるわけでも、ましてルールの細部に詳しいわけでもない。
加藤ローサ演じる主人公の和子は単なるミーハーでカーリングホールへ行っていた。そう、地元の星、憧れのカーリング選手「マサト様」を観る為に。そこで観たのは、マサト様と親しげに話す美希(藤井美菜)の姿と、彼女が試合中にチームメイトと衝突し、帰る姿だった。
その日の夜、和子は偶然その「マサト様」から「カーリングチーム作ってみない？」と声をかけられ有頂天になってしまう。同じクラスの史江（星井七瀬）と菜摘（高橋真唯）を誘い、約束のカーリングホールに行ったがそこにはマサト様の姿はなく、コーチと称する漁民姿のひげ面の男（大泉洋）とあの美希がいたのだった。。。
3人のカーリング初心者と気難しい美希の4人でとりあえず結成されたチームは、「とりあえず」にはあまりにも大きい北海道大会という目標に向かって練習し始めるのだが、果たして勝利することができるのか？！「初雪」はチームにイイコトをもたらしてくれるのか？！

最近、こういう系統の映画に弱い。青春モノとでも言いましょうか。この映画も涙ナシには観られませんでした（照）
一番素晴らしいのはキャストかなぁ。。。加藤ローサも藤井美菜も高橋真唯も素晴らしい！星井七瀬だけ、ちょっとコドモっぽすぎる感がありますが、まぁ良し。そして大泉洋。こういう役をやらしてもハマるんだねぇ、、、洋ちゃん。「東京タワー」が放送延期になったのがますます惜しい。。。

ソルトレイクのカーリングの試合がまた観たくなりました。（実は手元にストックしてあったりする）

最近こういうすばらしい邦画が増えているのは日本人として喜ばしいことだし、たくさん観て、買って、借りて、日本映画を盛り立てて行こうじゃありませんか！