今年読んだ本たち
本好きとしていつも楽しませていただいているdainさんのblog『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』さんで、この本がスゴい!2005が発表されています。
今回も参考になります。こんなレビューが書けるようになりたい(笑)
というわけで、スゴ本さんに”インスパイア”されて、私のトコでも今年読んだ本を纏めてみることにしました。
復習本・オブ・ジ・イヤー
- 作者: 佐藤雅彦,竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: 文庫
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だいぶ前に出たものなのでいまさら感は非常にありますが、経済学部出の私にとっても読みごたえのあった1冊。
これを読んでると「やっぱ竹中平蔵ってすごいな」って思いなおしたんですが、やっぱり政治家の時の彼は魅力が薄れている気もします。。。
勉強本・オブ・ジ・イヤー
クラウゼヴィッツ 強いリーダーの条件―「戦略の達人」になる! (リュウ・ブックス―アステ新書)
- 作者: 中森鎮雄
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2005/03
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この本は以前にも一度レビューを書いたんですが、クラウセビッツの「戦争論」をはじめとする古くからの良書と現代のリーダーたちの言葉とを並べ、『リーダーはかくあるべし』を教えてくれる。
期待はずれ本(お勉強部門)
- 作者: 黒野耐
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/17
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多分著者は歴史(戦史)マニアなんだろうなぁ。知識のマスターベーションをしているだけな感じがして、途中で読むのをやめてしまったよ。。。
面白本・オブ・ジ・イヤー
- 作者: 糸井重里,ほぼ日刊イトイ新聞
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/29
- メディア: 文庫
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糸井重里ってすごいなぁ。。。。
ミステリー・オブ・ジ・イヤー
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/12/11
- メディア: 文庫
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著者の最初の発表作であるこの「すべてがFになる」は、何冊か読みすすめたあとで「やはり最初の1冊を」ということで手に取ったが、これが一番あっと言わされた本な気がする。という訳で、オブ・ジ・イヤー。
エロ本・オブ・ジ・イヤー
- 作者: 田口ランディ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 文庫
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期待はずれ本(文芸部門)
- 作者: 田中芳樹(原案),小川一水,森福都,横山信義,羅門祐人
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/04/16
- メディア: 新書
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お話としてはそれなりに面白かったわけだが、田中芳樹に求めるもののひとつに独特の毒舌というか体制批判というか、あのテイストを求めていたのか、別の作家が書くとどうも物足りなさが残った。。。舞台的には好きな作品だけに「期待はずれ」としてしまうには惜しいのだけれど。。。
ベスト本・オブ・ジ・イヤー
- 作者: アルテイシア
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2005/06/17
- メディア: 単行本
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実話(他のネット系のお話と一緒で「釣り」を疑えばいくらでも疑えるんだろうけど)だってところがすごい。
あとは著者・アルテイシアさんの独特な語り口、非常に親近感も持てるし、面白い。今年、周囲に「是非これ読んで!」って薦めたのはこれぐらいかな。
来年はお勉強本がベスト本になるようにお勉強系を頑張ります。。。
とりあえず、年末年始は「デマルコ」と「ファシリテーション」がキーワードです。