PS3が実現する近未来のかたち--久夛良木氏講演

久夛良木さんがPS3をネタに講演したらしいよ。

 キーノートにはソニー・コンピュータエンタテインメントSCE)の代表取締役 兼 グループCEOの久夛良木健氏が登場。「『PS3』が映し出すデジタル近未来へのシナリオ」と題し、SCE次世代ゲーム機PLAYSTATION3」(PS3)の展望と周辺技術への影響などを語った。

 まず久夛良木氏は、東芝IBMソニーSCEが開発を手がける高性能プロセッサ「Cell」を紹介し、同プロセッサを搭載予定のPS3によるデモンストレーションムービーを3本披露した上で、「実際は現実世界と見まごうばかりのハイクオリティな映像世界を、プレイヤーが自在に動かせる」ことを強調した。

 Cellを搭載したPS3の核となるキーワードは「リアルタイムな世界をリアルタイムに創出する、Reality Synthesis(リアリティの合成)」。エンターテインメント市場にPS3が与えるインパクトは大きく、スーパーコンピュータにも匹敵する処理能力を活用したエンターテインメントコンテンツ作成はクリエイターにとっても大きなモチベーションになる。従ってPS3は、デジタルエンターテインメントを牽引していく存在になる、と久夛良木氏は明言した。

久夛良木君といえば、PSPの欠陥騒動が記憶に新しいですが、こんな記事もあった。

「それがサテン・シルバーの仕様だ」ソニーからPS2新色

サテン・シルバーに欠陥といった主張は悪質な言いがかりです。特に「ペテン・シルバー」などと揶揄するのは許せません。つまり、NASAそのものだって作れるSCEの製品に対して互換性がおかしいと難癖をつける人はいない。それと同じこと。