「CM効果はむしろ高い」--電通、HDDレコーダーのCM悲観説に反論

ほーら、逆の見解も出てきましたよぉ。ネタ元が電通様であるところがミソかとww

 電通は7月19日、HDDレコーダー(DVR:デジタルビデオレコーダー)がテレビの視聴動向に与える影響についてまとめたレポートを発表した。DVR の保有者はCM認知度が高いという結果を元に、DVRがTVCMの価値を引き下げるという他社の調査結果に反論している。
(中略)
 野村総合研究所が5月に発表したレポートでは、DVRの普及によってTVCMがスキップされることから、約540億円の価値が失われたという試算が出されていた(関連記事)。しかし電通では、日本のテレビ広告の基準となる視聴率は、放送をリアルタイムに視聴する「ライブ視聴」のみを集計対象としており、録画機による録画や再生は視聴率に加算されないことを注意すべきと指摘している。

なるほど、確かに電通さんの言うことにも一理あるね。

 同社はDVRがテレビの視聴時間(民放のみ)に与える影響についても調査した。DVR保有世帯の場合、プライムタイム(19時〜23時)の視聴状況は非保有者よりもやや悪かった。しかし、非保有者の全日平均(6時〜24時)ライブ視聴時間を100%とした場合、平日で93.4%、土日は94.8%となり、この差はわずかであった(表2)。このため、電通では「この差異が現行テレビ広告ビジネスに与える影響はごく軽微と考えて差し支えない」としている。

ほっほぉ〜
ま、確かに。DVRはテレビっ子加速装置ではありますね(^^;

 電通ではDVRの導入によってライブ視聴時間を含むテレビ視聴時間が増加する傾向があること、CM認知率はDVR保有者のほうが高いことから、「DVRはテレビへの接触機会を増加させる装置であるととらえるほうが適切である」と結論づけている。