マッキンゼーITの本質

ときどきお邪魔しているスゴ本さん(勝手に略称(笑))より。書名は「マッキンゼー ITの本質 情報システムを活かした「業務改革」で利益を創出する」。マッキンゼーの中の人が組織運営のあり方やCIOに求められる役割などについて、IT投資の投資対効果の最大化という視点でかかれた論文を纏めたもの。
スゴ本さんは、私などなら構えて読まざるを得ないようなムズカシメの本を、要点をきちっとかいつまんで紹介してくださるとてもスゴイ方。
この本では、IT課題解決を阻む要因とそれに対する処方箋が提示されている。(以下はスゴ本さんから一部抜粋のため引用表記としている)

IT課題解決を阻む5つの理由

1.ITの企画・推進に関するアカウンタビリティがない

2.目標がQCD(quality/cost/delivery)の面から定められていない

3.外来語をわからないまま受け入れる

4.ベンダーとの協働がうまくできない

5.システムの完成が目的化し、成果や構築プロセスがなおざり

6つの処方箋

1.ITコストの可視化

2.CIOをコアにした議論の場

3.PMOによるチェック

4.ユーザ部門のノウハウ集積

5.事業の本質に根ざしたIT戦略

6.ベンダーとのwin-win

マッキンゼーの中の人たちがなぜすごいのか、もスゴ本さんはご存知だ。でも、コレは真似できないなぁ・・・・