盗難カード被害の補償請求、返還請求額は1億4467万円

 偽造キャッシュカード犯罪の被害補償を求めて金融機関を相手に集団提訴している被害者団体は8日、カードの盗難による預金の不正引き出し被害についても、金融機関に補償を求める交渉を開始すると発表した。みずほ銀行三井住友銀行など15の金融機関に同日、預金の全額返還を求める書類を送付。返還請求額は28人分で合計1億4467万円に上っている。

 交渉に入るのは、預金の引き出し犯罪の救済に取り組む「預貯金過誤払被害対策弁護団」。交渉に応じる意思の有無を20日までに回答するよう金融機関側に要求した。預金の返還を拒否した場合は、集団提訴に踏み切る構えを見せている。

カードの盗難にあっても、預金が帰ってくるような時代が来そうです。ま、泣き寝入りしなくて良いのは消費者側からすると良いことですな。
でも、暗証番号が誕生日とか電話番号とか類推されやすい番号だと、重過失となって補償されないんですって!奥様。まぁ大変。