映画【ローレライ】鑑賞

行ってきましたよ、ローレライ株主優待券使って、平日の空いた映画館へ。
以下はちょっとネタばれが入りそうなんですが、、、
正直、原作を読まずに行ったらもっと楽しめたかな、という感じです。
原作を先に読んでしまったので、どうしても追ってしまうんですね。。。orz
原作で緻密に描かれている序盤部分を全て吹っ飛ばしてしまっているので、小説版にあった登場人物それぞれの背景だとか、心象描写みたいなものが全くないんですよね。辻褄合わせるためにストーリーや登場人物を少し変えている感じ?そこがちょっと不満。(なので原作小説の評価をひとつ上げてみました。)

ただ、映画そのものはすごく楽しめたんですよ。てか、スタッフ豪華すぎ。樋口カントクの人脈をフルに生かした成果というか。。。
監督並びに特技監督樋口真嗣本人、原作は福井晴敏、プロデューサーはCX亀山千広、絵コンテに庵野英明登場。パウラの着ていた水密服のデザインは出渕裕。B29のマークデザインに押井守。。。ね、すごいっしょ、名前が並ぶと。

映像はきれいだし、現実ありえない1杯の潜水艦に対して数10隻の駆逐艦が艦列並べて相対するシーンなんか、鳥肌ものでした。

で、感想としては、原作と2つでひとつのお話、と捉えるか、小説を原案としたちょっと違うストーリーのお話なのかな、と。ラストシーンが小説版は老いたパウラの回想で、映画版は当時の若き米兵の回想というのは対比が取れてて面白かったです。

個人的には予告編をやっていた戦国自衛隊1549(だったかな?)が、楽しみですが。