ドコモ、PHS事業から撤退へ〜FOMAに経営資源を集中

このあたりのドコモのやりようを見ていると、ドコモだけは真に民間企業になったような気がしますね。。。

ドコモは、PHSサービスの新規申し込みを4月30日をもって終了すると発表した。ユーザーの動向をみながら、2年後をめどにサービスを終了する意向。代替案の1つにはフルブラウザ端末の投入も挙がった。

うちの会社はドコモのPHSを内線電話として使用しているんですが、どうなるんだろう?と思っていたら、既に後続サービスも用意されているようで。。。。

約6万ユーザー(60万契約)が利用している法人向けPHSサービスについても、代替サービスとして無線LANFOMAのデュアルネットワークサービス「PASSAGE DUPLE」(2004年11月の記事参照)を案内するとしている。
同記事より引用

外ではFOMA、内線電話は無線LANIP電話ですか。。。Security上どうなんだろう?という疑問は残りますが、楽しみですね。

◎PASSAGE DUPLE(パッセージ・デュプレ)とは? → Docomo

以下、関連記事追記。16:27

ドコモ「PHS撤退」の真意

 おそらくドコモは、その役割を無線LANに見い出しているのではなかろうか。公衆無線LANアクセス「Mzone」の東京メトロ全駅へのエリア展開や、ボーイングとの提携など、ドコモの無線LAN関連ビジネスは着実に拡大している。また、複数の消息筋によると、「ドコモは固定網ブロードバンドとの連携を考えている」という。ここでも鍵になるのは、携帯電話やPCに内蔵される無線LANになりそうだ。

 第3世代携帯電話と無線LAN(+固定IP通信網)の連携・融合は世界的なトレンドであり、海外でも「FMC (Fixed Mobile Convergence)」として様々な形で取り組まれている。これは爆発的に増えるモバイルのトラフィック無線LAN+固定IP通信網に分散することで携帯電話ビジネスをさらに拡大するのが目的だ。3Gや4Gをサポートするものであり、競合することはない。

 ドコモが今回、ローカル仕様でNTTグループのしがらみも多いPHSを整理したのは、無線LANを使ったFMCに乗り出す布石ではないだろうか。