コンピュータを「レゴ」のように使う仮想化ソフト
新興企業のVirtual Iron Softwareが、接続された複数台のサーバの処理と性能を取り仕切ることができるソフトを開発した。
VMwareなどのベンダーが提供する仮想化技術は1台のマシンを小さなパーティションに分割するためのものだが、「Virtual Iron VFe 1.0」では、データセンターの複数のコンピュータを「レゴのような」ビルディングブロック、つまり仮想コンピュータとして利用できる。
これらのブロックはプロセッサ、メモリ、ストレージの機能を仮想化して、OSとアプリケーションから物理的なコンピューティングハードを分離する。VFe 1.0のユーザーは、最大128台の仮想コンピュータを一元管理でき、適応可能な仮想コンピュータ1台につき最大10台の仮想サーバを管理できる。