有害なコピー防止技術削除で罪を問われる米著作権法の怪

さらに、カリフォルニア州スパイウェア関連の法律には、「特定のタイプのコンテンツを開く/見る/再生するには、『あるソフトウェアコンポーネントをインストール』する必要があると主張して、コンピュータユーザーにそれをインストールするように仕向けることは認められない」とするものがある。

 これはつまり、ソニーは2重に責任を問われる可能性があるということだ。同社のWindowsソフトウェアは音楽再生にはほとんど必要がない--同社のCDはMacintoshや昔ながらのCDプレイヤーでも、きちんと再生できる。

(中略)

DMCAの問題点

 だが、おかしなことに、法的な問題に直面して頭を抱える可能性があるのは、何もソニーに限らない。自分のコンピュータからソニーのコピー防止用プログラムを削除しようとする者のほうも、法律に触れる可能性がある。

 これは、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act:DMCA)の第1201条で、コピー防止技術を回避する行為が禁じられているためだ。

あらあら、おかしなことになってきましたよ。 ま、CDとDVDではCopy防止に関する考え方がちょっと異なっている(気がする)のが問題なんでしょうな?