SOAという言葉は人々を混乱させるために生まれた?

 「サービス」という言葉は文脈により多くの異なる意味で使用され、混乱を招きやすい。保守サービスなどの人間が提供する役務を指すケース、あるいは、OSなどのシステムソフトの機能、ユーティリティサービスやASPなどソフトウェアの機能をネットワーク経由で提供すること、値引きや無料提供を行うときに使う和製英語としての意味もある。さらには、ソフトウェアコンポーネント(ソフトウェア部品)をサービスと呼ぶ場合もある。

 言うまでもなく、SOAにおけるサービスは最後の意味である。「ソフトウェアのサービス化」と単に言った場合、文脈によって、ソフトウェアの部品化を示すケースと、ユーティリティー化を指すケースがあるので、特に混乱を招きそうだ。

 多くの人のプレゼンテーションを見ていると、さまざまな意味を持つ「サービス」という言葉を特に説明もせずに混在させていることがあり、「既に知っている人ならともかく、初めて聞く人は混乱するだろうなあ」といらぬ心配をしてしまうこともある。

 無理に作った例だが、「経理サービスアプリケーションをサービスとして提供することで顧客サービスを向上する」という文章を考えてみれば「サービス」という言葉の多重定義性がよく分かるだろう。

そうそう。サービスって言葉をごちゃ混ぜにして使う人って多いよね。。
使う前にその用語の定義をしてくださいといいたい。でも言うと、「そんな言葉もしらねぇのか」的な態度をするオヤジが多い。。。
いや、そうじゃなくってネ。。。。(以下、略)