社長とITの話をするための12のコツ from ITmedia
コツというか勘所ですね。12個もあるんです。でもどれも大事。
エンジニアたる者は常に、ITはツールであり、それを使って何をするかというところを見失わないようにしなければならない(ITは手段であって目的にならないように)と心掛けるようにしていますが、視点を変えれば単にToolとはいえないレベルにまで経営に深く関与するものとなってきており、上級管理職や経営層の視点を持つことも大事なのですよ、と思います。
とりあえず12個ざっと並べると、、、
- コミュニケーションの目的は明確か
- 要点・論点が明確で、かつきちんと伝えられているか
- 意思決定に必要な情報を盛り込めているか
- 巧遅になっていないか
- 結果は出ているか(上層になるほど、プロセスよりも結果が大事)
- 費用対効果・投資対効果を考慮しているか
- 人・組織に対するインパクトを意識できているか
- 大局的な話を出来ているか
- 経営層と同じ視点で規模感をつかめているか
- 意思決定に当っての前提・リスク・課題は伝えられているか
- ビジネスの言葉を使って話が出来ているか(IT用語を多用していないか)
- 相手のレベルに合わせた話が出来ているか
1番目2番目は話をする上での基本。雑談じゃないんだから。
3番目。経営層は意思決定をする人なんだから、必要な情報入れてあげないとね。
4番目。80点に2ヶ月掛けるより、60点でも2週間でできるほうがいいこともある。
5番目。上層部ほど結果責任を求められる。良い部下なら最善のプロセスで良い結果を持ってくる。
6番目。お金を出す以上は見返りが見えてないとね。投資の回収期間も大事。
7番目。管理職は何を管理しているのか。【人間】ですね。
8番目。上層ほど全体最適を意識すべきだし、まずは全体感を見せてあげるのは大事。
9番目。4や8と一緒。つかみとして大まかなものでも伝えないと駄目。
10番目。何かを決定するには欠かせない要素。リスクヘッジ/リスクテイクするためには必要。
11番目12番目以外は、要するに管理者たるものが興味のある(というか、意思決定に当って気にしなければならない)こと。11番は年長者への配慮。12番は相手に決定を求める場合、対象がそれがスキル的・権限的etc様々な意味でそれが出来得る人か、を判断して話を進める必要があると。
社内で何かやりたいときも、1-10の内容は意識して上に話を持っていかなきゃ、当然駄目よねぇ〜